日経225先物とCFDの違い・特徴

株式投資をしている方なら、日経平均指数に連動した金融商品に投資したいと考える方は多いでしょう。日経平均指数と言えば日経225先物ですね。

今回は日経225先物とGMOクリック証券の日経平均CFDの違いについて調べてみました。
意外と日経平均CFDは優秀なことが分かりました。

日経225、日経225mini、CFD 比較結果

日経225、日経225mini、CFDを比較した結果をまとめてみました。

日経225 日経225mini CFD
取引期限 あり なし
取引時間 9:00~15:15
16:30~3:00
8:45~5:50
※祝日も取引可
取引単位 1000 100 10
最小証拠金 約80万 約8万 約1.7万
手数料(スプレッド) 270円 38円 10~50円
価格の刻み幅 10 5 0.1

※CFDは、店頭CFD市場でトップシェアのGMOクリック証券のデータです。

  • CFDの方が取引単位が小さいので初心者向き
    日経225miniの10分の1単位、証拠金も2万円前後なので初心者向きです。
    ナンピン(買い下がり)もしやすいですね。
    >> 日経CFDの買い下がり戦略

  • CFDは取引期限なし
    先物は長期投資に不向き。先物には限月というルールがあり、取引できる期日が定まっています。
    例えば、「日経平均先物mini 3月限」という銘柄を買っていたとしたら、3月2週目が取引終了日となるため、長期保有するなら決済して「4月限」や「6月限」を買い直すことになり、取引手数料や利益確定による税金がかかります。

    CFDは取引期限が無いので一度買った後は長期保有ができます。

  • CFDの方が取引時間が長く、チャンスが増える・早く逃げられる
    取引時間が長い方が、チャンスが増えるのはもちろんのこと、急ぎの事態に早く逃げられます。
    先物は株式市場の取引開始時間と同じですが、CFDは15分前の8時45分から取引できるので、9時の寄り付きの暴落を避けられる可能性があります。

  • CFDは価格の刻み幅が狭い
    あと、意識されにくいポイントですが、CFDの方が「価格の刻み幅が狭い」です。
    広いほど、買い板と売り板の差が広いことになるので、成行決済が不利になります。見えづらいコストですね。

    【1枚を成行決済したときの損失】
    日経225 取引単位 1000円 × 刻み幅 10円 = 1万円
    225mini 取引単位 100円 × 刻み幅 5円 = 500円
    CFD 取引単位 10円 × 刻み幅 0.1円 = 1円

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そもそも、日経225先物とは

日経225先物に馴染みの無い方のために、日経225先物の説明をかんたんにしておきます。
日経225先物とは、日経平均株価指数を対象とした金融商品です。

日経225先物には、「日経225先物」と「日経225先物mini」があります。
「日経225先物」と「日経225先物mini」の大まかな違いは取引単位です。

日経225先物には大きな資金が必要ですが、日経225先物miniは日経225先物の10分の1単位なので少ない資金でも取引できます。

日経225、日経225mini、CFDを比較してみた

では、日経225、日経225mini、CFDのそれぞれの特徴を比較してみましょう。

取引期限

先物は長期投資に不向きです。
先物には限月というルールがあり、取引できる期日が定まっています。

日経225先物 限月ごとの価格
限月 始値 高値 安値 現在値
18年6月限 21,240 21,340 21,690 21,310
18年9月限 21,180 21,280 21,640 21,280
18年12月限 21,090 21,190 21,300 21,190

例えば、「日経平均先物 6月限」という銘柄を買っていたとしたら、6月2週目が取引終了日となるため、長期保有するなら決済して「9月限」や「12月限」を買い直すことになります。
買い直しによる取引手数料や利益確定による税金がかかります。

対して、CFDは取引期限が無いので一度買った後は長期保有ができます。

取引時間

まず、共通点としては、東京証券市場が開いている時間以外も売買可能です。
夜間も取引できるため、夜中のニューヨーク市場での暴落にもすぐに対応できます。

日経225先物とCFD取引を比べると、CFD取扱会社による差はありますがCFD取引の方が取引時間が長いです。

日経225先物 [CFD]
DMM.com
[CFD]
GMOクリック
取引時間 9:00~15:15
16:30~3:00
9:00~15:30
16:30~4:50
8:45~5:50

日経225先物は土日祝は休みですが、CFD取引は土日休みで祝日は取引可能です。

最小取引単位と必要な証拠金

それぞれの最小取引単位と証拠金について確認していきます。
日経225先物は1000単位で約80万円、日経225先物miniは100単位で約8万円です。

CFD取引は更に小額の取引が可能で、10単位から取引できます。
証拠金は現在値の10%なので、日経平均が17000円なら必要な証拠金も17000円です。

証拠金=日経平均17000円 ÷ 10% × 10単位

最小取引単位 証拠金
日経225 1000 約80万
日経225mini 100 約8万
CFD 10 約1.7万

参考までに、最小取引単位で買いポジションを保有した状態で、日経平均が上昇したときの損益です。

日経平均が17000円から17300円に上昇したら…損益は?

 日経225先物:+30万円
 日経225先物mini:+3万円
 CFD:+3000円

CFD取引は最小取引単位が日経225先物miniよりも小さいため、より柔軟な投資ができます。
ただし、同じ単位を保有した場合には、日経先物の方が少ない証拠金で済みますね。

手数料とスプレッド

最小取引単位あたりの手数料とスプレッドです。
CFDの方が日経225先物miniよりも安いことがあります。

日経225先物の手数料(楽天証券より)
日経225先物:278円
日経225先物mini:38円

CFD取引の手数料は無料なので、買いと売りのスプレッドが実質的な手数料です。
CFD取引:20円 ※時間帯により10円~50円

呼び値(価格の刻み幅)の単位

更に、日経225先物に比べてCFD取引が優れている点があります。
日経225先物の呼び値(売買する際の価格の刻み幅)は10円単位(miniなら5円単位)です。

日経225先物の場合、相場の急激な変動時に対して成行で決済すると10円分、自分が不利な条件で決済することになります。
最低枚数で取引している場合、損益にすると1万円分の損失。

対して、CFD取引は「0.1円単位なので細かく決済できるため、相場の急激な変動にも強い」と言えます。

まとめ

日経225先物とCFDの違いをご紹介しました。
日経平均指数に投資したい方にとっては、「CFDも選択肢として十分有り得る」ことが伝わったのではないでしょうか。

>> 冒頭の日経225、日経225mini、CFD 比較結果へ

CFDのデメリットを挙げるなら、CFD自体を提供している証券会社が少ない、CFDを扱っている証券会社によって取り扱い銘柄やルールが多少異なることでしょうか。

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2016年9月18日 日経225先物とCFDの違い・特徴 はコメントを受け付けていません。 他の金融商品と比較