VIX指数でリスク分散!10倍を狙える投資法?

2017年8月23日

VIX指数はリスク分散に向いている保険のような銘柄です。
別名、恐怖指数やボラティリティ指数とも呼ばれます。

VIX指数は、株価の値動きの激しさ(ボラティリティ)を指数化したもので、株価暴落時などの悲観的な相場で急上昇します。
少額をVIX指数に投資しておけば、保有株が暴落してもVIX指数の利益で、損失を軽減できます。

VIX指数CFDとは?

VIX指数に投資する方法はいくつかありますが、CFDならレバレッジをかけられるため
少額から投資できる魅力があります。

GMOクリック証券で取り扱うVIX指数CFDは、
米国の株価指数 S&P500のオプション取引価格を元に計算されたVIX指数です。

VIX指数CFDの元となるS&P500とは?

GMOクリック証券で取り扱うVIX指数CFDの算出に用いられる「S&P500」について説明します。

S&P500とはS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが算出している米国の代表的な株価指数です。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)、NYSE MKT、NASDAQに上場する500銘柄から算出されており、
アメリカの株式市場の動向を示す重要な指数です。

VIX指数の過去チャート リスクが高まると上昇

VIX指数はリスクが高まる局面で上昇します。
これはリスクが高まると将来の先行きが不安になり、ボラティリティが高くなるためです。

それでは実際に過去のボラティリティ指数の長期チャートを見てみましょう。

過去の長期チャート

①2008年9月~:リーマンショックなどの世界金融危機
②2010年5月~:ギリシャ危機を筆頭とする欧州債務危機
③2011年8月~:欧州債務危機の深刻化と米国債のデフォルト騒動と格下げ
④2015年8月:中国景気減速懸念によるチャイナショック
VIX指数は、マーケットが平穏な時には10~20の範囲で推移しています。
しかし、マーケットのリスクが高まる局面では、その水準を超えて大きく上昇することになります。

では続いてこの時期のS&P500のチャートを見てみましょう。

ご覧の通り、ボラティリティ指数が上昇した時に株価指数S&P500が急落していることが分かりますね。

VIX指数の2倍の値動きをする銘柄

GMOクリック証券には「VIX指数ブル2倍ETF」という銘柄もあります。

これは、プロシェアーズが発行するETF「プロシェアーズ・ウルトラVIX短期先物ETF」が
参照原資産となるCFDです。

「VIX指数ブル2倍ETF」の特徴は、「通常のVIX指数よりも値動きが2倍」ということです。

2倍の値動きですから、暴落時に「VIX指数に投資する以上に大きな利益」となることがあります。

10倍を狙うことはできるのか?

過去チャートを見ると、ボラティリティ指数は2015年8月の1か月間で最低10~最高50まで約5倍の変動をしています。

ですから「VIX指数ブル2倍ETF」なら、VIX指数の2倍の値動きとなるため、理論上では10倍が狙えます。

しかし、実際のところ毎年10倍の利益が狙える程のチャンスは訪れません。
「VIX指数ブル2倍ETF」は取引時間が22:30~翌5:00とVIX指数に比べ大きく制限されていますし、
銘柄の特性上、長期保有すると価値が目減りするため、買いの場合、長期保有に適していないからです。

10倍はなかなか難しいですが、1年の中で1ヶ月2~4倍の上昇なら何回か起きています。

米国金融緩和終了で2.5倍

チャイナショックで4倍

VIX指数 CFDは少額で投資できる

手数料・スプレッド

GMOクリック証券のスプレッドは0.06、手数料は無料です。(2017年8月23日時点)

為替リスク:なし

VIX指数には為替リスクがありません。
VIX指数は先述の通り、投資家の心理状態を表す指数のため為替の変動とはそこまで大きな関係がないためです。

最小投資金 670円

VIX CFDを取引するための最小投資金はGMOクリック証券では約670円です。(2017年8月23日時点)

VIX指数は空売りでも利益が出せる

今回は、VIX指数買いで資産を何倍にも狙える方法をご紹介しました。
VIX指数は買い以外にも空売りもできます。

上昇したタイミングで空売りすると高確率で利益を出すことも可能です。
CFD口座を保有しておくとチャンスが増えるでしょう。

公式サイト:GMOクリック証券CFDを詳しく見てみる