くりっく株365上場廃止!配当戦略はどうなる?

2019/5/24に東京金融取引所から、くりっく株365の重大なお知らせが発信されていました。

2021年3月 くりっく株365 既存の商品を上場廃止。
そして、「取引期限のある」新商品を上場。

2021/3に上場廃止となるため、まだ猶予期間はあるものの、
くりっく株365投資家の多くは配当目当ての長期投資が多いはず。

今後、CFDで配当を狙うなら
新規に上場される銘柄で良いのか?
それとも、くりっく株365以外のCFDに投資した方が良いのか?

徹底的に調べてみました。
結論を書いておくと、店頭CFD市場でトップシェアのGMOクリック証券のCFDに乗り換えがお勧めです。

くりっく株365と同じ銘柄が取引できますし、取引期限もなく配当も貰えます。

そもそも、NYダウで見たときに、1枚当たりのスプレッド含む取引手数料がGMOクリック証券は20~30円、くりっく株365は1000円~6000円ぐらいと圧倒的な差があるので私は2017年末に乗り換えました。

くりっく株365の変更内容と主なポイント

まず、東京金融取引所が発表した「現行商品の上場廃止と新商品上場について」を確認していきます。

取引所株価指数証拠金市場では、2017年後半以降、取引量増大にともなう建玉の積み上がりや需給の偏り等により、対象株価指数との価格差拡大等の事象が発生するようになりました。
 当社は、これまで市場安定化を図るべく、市場関係者の方々と1年以上にわたり検討を重ね、「海外株価指数証拠金取引における適用金利の外貨金利への変更」や「株価指数証拠金基準額の引き上げ」、「マーケットメイカーの増加」等の対策を実施してきました。しかしながら、市場状況によっては依然として対象株価指数との価格差拡大が発生しています。
 このため、当社は市場安定化と更なる市場拡大のためには、対象株価指数と取引所株価指数証拠金取引の価格の結びつきを強化する抜本的な対策が必要と考え、概ね1年半後を目途に1年に1度だけ限日取引を対象株価指数でリセット(最終決済)する新商品を上場し、その後、現行商品を上場廃止することとしました。
 
(中略)
 
現時点での移行方法(案)では、以下の通りとさせていただく予定です。
①「2021年12月リセット付き新商品」の上場予定:2020年9月
②現行商品の上場廃止予定:2021年3月

取引所株価指数証拠金取引における現行商品の上場廃止と新商品上場について | 東京金融取引所

【主なポイント】

  • 建玉の偏りにより先物との価格差拡大が発生。様々な対策を打ったが止められず。
  • 偏り解消のため現行商品は上場廃止、1年間の取引期限付き銘柄を上場。
    ①「2021年12月リセット付き新商品」の上場予定:2020年9月
    ②現行商品の上場廃止予定:2021年3月

  • 1年毎に決済となるため、従来の配当狙いの長期保有は難しくなる。

くりっく株365は、基本的に先物と価格連動してますが、以前から価格の乖離が激しい状況がありました。

一部、私の推測もありますが、

くりっく株365は配当の原資を「取引手数料」から捻出しており、
増えすぎた買い玉に配当を支払うため、スプレッドの拡大をせざるを得なかった。
そして、著しいスプレッドの拡大で安定的なレート配信ができなくなり、ついに「商品設計」の限界に達したのではないでしょうか。

既存商品と新商品の想定利回り比較

新商品のくりっく株365では、年1回強制決済されるため、長期投資するには毎年買い直しが必要になります。
高配当のFTSE100その場合の想定パフォーマンスはどうなるのでしょうか。

FTSE100 3年保持した場合の配当利回り
GMOクリック証券:11.18%
くりっく株365:8.4% → 7.29%

調べてみると、以前からGMOクリック証券の利回りの方が高いことが分かりました。
元々、くりっく株365は金利支払いが大きいことが要因のようです。そして、毎年買い直し手数料を考慮すると更にパフォーマンスが下がりました。

詳しい比較表はこちら。

配当利回り(手数料込) 1年分
くりっく株365 GMOクリック証券
金額(円) 利回り(%) 金額(円) 利回り(%)
配当 32185 4.35 36560 3.73
金利 -10047 -1.36
手数料 -4157 -0.56 -140 -0.01
合計 17981 2.43 36420 3.72
配当利回り(手数料込) 3年分
くりっく株365 GMOクリック証券
金額(円) 利回り(%) 金額(円) 利回り(%)
配当 96555 13.05 109680 11.19
金利 -30147 -4.07
手数料 -4157
-12471
-0.56
-1.69
-140 -0.01
合計 53943 7.29 109540 11.18
【前提条件】

  • 2018/6/1~2019/6/1の配当、金利、価格調整額を利用
  • 3年分の配当利回りは、上記期間の利回りと手数料を元とする
  • レートは、くりっく株365 7400円。GMOクリック証券 9800円で計算。(GMOクリック証券は、為替レートの影響を受けるため、1ポンド=140円で算出)

複雑になるため考慮していませんが、毎年確定した利益が課税対象となることもデメリットでしょう。
利益20%を納税しますから、複利運用の利回りに大きな影響が出ます。

配当狙いできるCFDを調べてみた

配当狙いの長期投資をしたい場合、強制決済される商品は不向きです。
そこで、FTSE100 CFDが取引できるGMOクリック証券とサクソバンク証券の価格調整額(配当&金利)と取引期限の有無を調べてみました。

FTSE100 価格調整額(配当&金利)と取引期限の有無
証券会社 価格調整額(配当&金利) 取引期限
GMOクリック証券 +3.7% なし
サクソバンク証券 -3.2% なし

どちらも取引期限なしなので長期保有できますが、サクソバンク証券は価格調整額がマイナスなので長期保有には適していません。

まとめ

くりっく株365とGMOクリック証券CFDのFTSE100を比較してみましたが、毎年買い直し手数料はかなりの負担になりますね。

GMOクリック証券CFDのデメリットとしては、「損益が為替レートの影響を受ける」ですが、取引手数料が安く、配当利回りが高いのであまり気にしなくて良いでしょう。

今回のお知らせでくりっく株365という金融商品の設計上の問題を改めて感じます。
くりっく株365は、顧客の注文をマーケットメイカーが先物取引でカバーしてる商品なので、「配当が出ない先物からどうやって配当を出すのか?」という根本的な課題を抱えているように感じます。

もし、強制決済しても偏りが改善されなければ、更なる制度変更もあるのでは?と考えてしまいます。

公式サイト:GMOクリック証券を詳しく知りたい方はこちら

ナスダックトリプル(TQQQ)かCFDか?損失を取り戻せるのは?

最近、米国市場は下落しています。
トライオートETFで損失を出して 「塩漬けしても取り返す」というtwitterの書き込みを多く見かけるようになりました。

もちろん取り戻したい気持ちは分かります。

ですが、その方はトライオートで人気のナスダック100トリプルが
レバレッジ型ETFのTQQQを元にした銘柄であり、
TQQQやSPXLなどのレバレッジ型ETFの欠点をご存知ないのかもしれません。

結論を書くと
ナスダックが戻っても、ナスダック100トリプルは損失のまま。

このシナリオも覚悟しておくべきです。

リセッション(景気後退)懸念が増す不透明な相場環境において
「ナスダック100トリプルや、レバレッジ型ETFの選択はハイリスクでは?」という話です。

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テスラを空売りする方法。ついに赤字は四半期過去最大に

テスラの5/2に第1四半期決算発表を受けて、空売りをすることにしました。
テスラは非常に人気が高い銘柄ですが、モデル3の生産遅延の懸念や財務リスクなど株価の重石となる材料が多数あります。

今回は、テスラの第1四半期決算の中身と懸念事項についてまとめていきます。

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facebookを空売りする方法。第1四半期決算の反発はチャンスか?

Facebookはデータ流用問題で株価は4月に急落していたところに、4/25の第1四半期決算発表で株価は急反発となりました。
値を戻してきたFacebookですが、引き続き買いなのでしょうか?

第1四半期決算内容を振り返りつつ、facebookの今後のリスクについて調べてみました。
最後に、Facebook等の米国株を空売りできるCFDについてご紹介していきます。

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WTI原油70ドルが目前!100ドルの原油見通しも?

2018年は原油が上昇トレンドとなっています。

WTI原油は2008年に140ドルでしたが、2016年1月には26ドルまで低迷しました。
原油は「シェールガスによる需給低下もあり上昇は期待できないのでは?」と一般的に考えられていたわけですが、その予想を良い意味で裏切り、上昇トレンドが続いています。

2018年5月時点で70ドル目前。
70ドルを突破して71ドルになりましたね。(2018/05/10)

東洋経済オンラインでは【原油「1バレル=100ドル時代」再来の「予感」】と題した記事まで出ています。

なぜ、原油はこれ程までに上昇しているのか?
チャート分析から過去から現在までの原油相場の強弱を振り返りつつ、ファンダメンタルから今後の原油相場見通しについて、手軽にできる原油投資法をご紹介していきます。

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くりっく株365 NYダウの現物との乖離を検証。ロスカットの恐れも

先日の記事でご紹介したように、くりっく株365は2017/12/18から金利支払い・受取りが発生するようになりました。NYダウ買いの場合、金利が配当を相殺してしまうどころか配当を上回る支払いとなる見込みです。

>> くりっく株365 NYダウで金利支払い有り!長期投資できるのか?

配当取りを狙ったNYダウ長期投資は考え直す時期となったわけですが、この金利ルールの変更に関連して東京金融取引所から気になるお知らせがありました。

NYダウ指数とくりっく株365 NYダウの乖離についてです。

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くりっく株365 NYダウで金利支払い有り!長期投資できるのか?

当サイトでは、「くりっく株365は長期投資に有効な金融商品」とご紹介してきました。
ところが、2017/11/22 東京金融取引所より「海外株価指数証拠金取引の一部商品仕様の変更について」が発表されました。

12/18以降は「NYダウの買い建て玉に対して金利支払い」が発生するようになります。

NYダウの長期投資を考える投資家にとって非常に大きな痛手では?

金利支払いありでもNYダウ配当取り戦略が有効なのか?
NYダウの買い建て玉の金利と配当を比較してみることにしました。

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年利20% S&P500CFDのレバレッジ投資とは

年利0.18%と年利9.8%のインデックス投資があったら
あなたはどちらに投資をしたいですか?

と質問をされたら、誰しも「年利9.8%に投資がしたい」と答えますよね。

では、日経平均とS&P500のどちらに投資をしたいですか?
※S&P500とは、米国に上場する代表的な企業500社の平均株価。米国の日経平均みたいなもの。

と質問をされたら、「米国はよく分からないし日経平均が安全かな?」と答えるのではないでしょうか。

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米国株を信用取引する方法(Amazon、google、NVIDIAなど)

日本と違い、米国市場には非常に魅力的な企業が溢れています。
Amazon、google、Alibaba、NVIDIA…

2017年はNVIDIAの上昇率がすごいです。
この1年で上昇率は100%、2年で見ると400%超です。

NVIDIAを信用取引したいと考えましたが、通常の方法では米国株を信用取引できません。

ですが、どうしても「魅力的な外国株を信用取引したい!」と調べた結果、信用取引する方法を見つけました。

それは、サクソバンク証券のCFDを利用した投資です。

サクソバンク証券は世界の約22市場に対応、約6000銘柄を取り扱う、デンマーク発祥の日本の証券会社です。
米国株(約2300銘柄)を無期限で最大レバレッジ5倍の信用買い、信用売りができます。

【サクソバンク証券】現物1.1万株 取扱開始!

今まで、サクソバンク証券はCFD(信用取引)だけを扱っていました。
しかし、2018/9/5からマネックス証券を超える外国の現物株(約1.1万銘柄)も取引できるようになりました。

さすがのサクソバンク証券、現物株でも他社を圧倒する銘柄数です。後発だけあって手数料も他社より安い設定となっています。米国株の戦略が随分と広がりそうですね。

公式サイト:サクソバンク証券の口座開設はこちら。

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