孫正義も投資する中国企業アリババとは?

当サイトで以前ご紹介したテンセントのように、世界に躍進する中国企業が増えています。

アリババも中国を代表する企業の1つ。
日本ではソフトバンクの孫正義社長が出資したことでも話題になりました。

今回はアリババについて調べてみました。

アリババとは?

世界8位の時価総額(2018/2時点)

アリババの時価総額は2018年2月末時点で47兆800万円と世界第8位、アジア内ではテンセントに次ぐ第2位の時価総額を誇ります。
(日本1位のトヨタ自動車は約20兆円)

2016年にはテンセントを抜いてアジアトップの時価総額になったこともあります。

世界時価総額ランキング(2018年2月末時点)

世界の時価総額TOP10には米国企業の他に、中国企業のテンセント、アリババ、中国工商銀行がランクイン。日本企業は1つも入っていません。米国企業の強さと中国企業の躍進が目に見えて分かりますね。

中国最大のEコマース企業

アリババは中国最大のEコマース企業です。
Eコマース(電子商取引)には、B2B(企業間取引)とB2C(企業消費者間取引)に分かれますが、アリババは広く網羅しています。

当初はAlibaba.comというB2Bの商取引を行うサイトから始まりました。
部品を持っている企業(サプライヤー)と部品を仕入れたい企業(バイヤー)をマッチングするサイトです。

しかし今ではB2Cにも進出しています。

楽天市場のようなネット通販サイトの「天猫(Tモール)」やヤフオク!のようなネットオークションサイトの「淘宝網(タオバオワン)」を運営し、中国で圧倒的なシェアを誇っています。

中国第2位のEコマース企業 アリババをライバル視するJD

ちなみに中国第2位のEコマース企業はJDです。
アリババは自社では商品を持たずに「売買の場」を提供する楽天市場に似たビジネスモデルに対し、JDは自社で仕入れた商品を販売するビジネスモデルです。

アリババを中国版Amazonと紹介する情報サイトもありますが、実際にAmazonに近いのはJDです。
中国のEコマース市場は毎年高い成長率ですから、アリババとJDの両方に投資しておくことで中国市場の成長に乗れそうですね。

今後の中国でのEコマース覇権争いにも要注目したいところです。

詐欺被害を解決したオンライン決済サービス「Alipay(アリペイ)」

アリババのEコマース事業を支えているのがオンライン決済サービス「Alipay(アリペイ)」です。
もともと中国ではインターネットで買い物をする際に不良品やコピー商品を掴まされる詐欺被害が多くありました。それを解決したのがAlipayです。

【Alipayの仕組み】

  1. 消費者からAlipayに商品代金の支払い。
  2. Alipayから販売業者へ代金の支払い完了を通知。
  3. 販売業者から消費者へ商品の発送。
  4. 消費者は商品を確認。問題があればAlipayに連絡することで返金が可能。

商品が信用できないから仲立ちが必要だったということですね。

Alipayの仕組みは中国で急速に普及しました。
今ではネット通販の支払いだけでなく、個人間の送金や電気代や水道代の支払いもでき、中国国内のオンライン決済事業で大きなシェアを占めています。

中国のオンライン決済は、Alipayの他に、テンセントの「WeChatペイ」があります。
WeChatペイもシェアを拡大してるので、今後の動向は注目すべきでしょう。

業績推移 売上は過去6年で13倍

創業以来大きく成長してきたアリババ、その売上は2011年~2017年の6年間でなんと13倍。直近でも毎年20~40%ずつ成長しています。

売上高(単位:人民元)

2017年3月期売上高内訳(単位:人民元)

[内訳]
(1)Core commerce:1338億8000万元(84.59%)
(Eコマース事業:約2.2兆円 前年同期比:145%)
(2)Digital media and entertainment:147億3300万元(9.31%)
(コンテンツ配信サービス:約2500億円 前年同期比:371%
(3)Cloud Computing:66億6300万元(4.21%)
(クラウドサービス:約1100億円 前年同期比:221%
(4)Innovation initiatives and others:29億9700万元(1.89%)
(その他:約500億円 前年同期比:165%)

【ポイント】

  • Eコマース事業が売上の8割超
    2017年の独身の日(11月11日)にはなんと1日で2.8兆円の取扱高がありました。楽天の年間取引総額 約3兆円に相当します。

  • コンテンツ配信やクラウドサービスが急成長
    Eコマース以外の事業も2016年と比較して大幅に増加しています。

株価推移 過去3年で2倍に

アリババは2014年9月にNYSE(ニューヨーク証券取引所)で上場しました。
現在までで株価は約2倍となっています。
(2014年9月14日の株価:93.89$~2018年3月18日の株価:200.28$)

株価推移(単位:USD)

2015年に中国経済の株式市場の急落などの影響で株価の落ち込みはあったものの、その後は上昇を続けています。

アリババまとめ 必要な投資額は?

  • 世界8位の時価総額を誇る世界的な企業 ※2018/2時点
  • ソフトバンクの孫正義社長も投資
  • 中国最大のEコマース企業だが、コンテンツ配信やクラウドサービスなど多角的な成長
  • 過去6年で売上13倍、過去3年で株価2倍

こうして考えてみると、アリババは中国を代表するすごい企業ですね。
長期的な成長も見込めるので将来的な株価に期待もできそうです。

では、アリババに投資するのに必要な資金はいくらでしょうか?

現在のアリババの株価は1株202.28USD=21,237円。(2018年3月18日現在)

1株は約2万円と手頃そうに感じますが、通常の米国株投資だと最低手数料が高い欠点があるため、1株単位だとなかなか買いづらいものです。

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