時価総額1位!米国企業Appleの業績と株価推移
言わずと知れた米国の世界最大企業Apple。
近年では新型コロナウイルスの影響で株価が下降したりもしましたが、新型Macが2021年から市場投入予定など明るいニュースもあり、過去最高額を更新し続けています。
Appleは何年にも渡って時価総額世界1位だったため、投資対象から外す理由はありませんね。改めてAppleについて調べてみると、やはり世界最高峰の企業の成長ぶりは驚愕の一言です。
目次
Appleとは?
2011年から2019年まで時価総額世界1位
Appleの時価総額は2019年12月までは世界一でした。まずは現在の時価総額ランキングを見てみましょう。
世界時価総額ランキング(2020年7月時点)
Appleが初めて世界一の時価総額になったのは2011年です。
2012年8月にはそれまでの史上最高額を記録。その後、史上初の1兆ドル(100兆円)企業となりました。
何度か首位の交代はあったものの2019年12月にサウジアラビアの国営会社サウジアラムコが上場し、時価総額は2位となりましたが、高い成長率は健在です。
2018/5/30 9235億ドル(約100兆円)
2020/6/30 1兆5812億ドル(約170兆円)
日本一であるトヨタ自動車は時価総額22兆円なので、アップルは約8倍。
差は年々広がっています。
自作パソコン販売から始まった
Appleは大別するとデジタル家電メーカーです。取り扱っているのはPCやスマートフォンといったハードウェアだけでなくmacOSやiOSといったソフトウェア、またApple Storeなどで音楽やアプリなどコンテンツの販売までも行う会社です。
Appleは1977年にスティーブ・ジョブズ氏、スティーブ・ウォズニアック氏という2人の若者が自宅のガレージでパソコンを自作するところから始まった会社です。
その後、業績低迷やジョブズ氏の追放など様々な変遷がありましたが、1997年にジョブズ氏が復帰後はパソコン「iMac」とそのOS「Mac OS X」の開発、それを皮切りに携帯音楽プレーヤー「iPod」、スマートフォン「iPhone」、タブレット「iPad」などの新製品を開発し、みるみるうちに大企業となりました。
現在も毎年新型のiPhoneを発売するだけでなく、スマートウォッチ「Apple Watch」など様々な新製品を開発・発売しています。
業績推移 売上は過去18年で48.5倍
Appleは1977年の創業以降、常に増収・増益を続けてきたわけではありません。ジョブズ氏の復帰後、iPodを発売した2001年以降から大きく売り上げを伸ばしています。2001年から2017年までの16年間で売上高を約43倍も伸ばしています。
売上高と営業利益(単位:USD)
特に大ヒットとなったiPhone6/6Plusが発売された結果が反映された2015年の売上から大きく伸びていることがわかります。
その内訳については以下のような資料があります。
2013~2019年 売上高内訳(単位:USD)
2012年以降、売上高の半分以上はiPhoneによるものだということがわかります。
近年では2019年11月に発売されたiPhone 11・iPhone 11 Proへの強い需要があること、Apple musicなどのサービス事業やApple Watchなどのウェアラブル事業が過去最高売り上げを記録するなど好調です。
また、現在はサービス事業への転換を図っているところであり、ティム・クックCEOの手腕に注目が集まっています。
株価推移 過去19年で330倍
Appleは1980年12月にNASDAQで上場しました。株価が上昇を始めたのは2001年頃からです。Appleの株価は2001年~2020年6月までで、なんと330倍にもなっています。
(2001年9月の株価:$1.11 ~ 2020年6月の株価:$364.11)
株価推移(単位:USD)
2013年、2016年に一時株価が下がっていますが、これは当時の決算発表で予想より低い値が出た、前年同期比を下回ったためなどとされています。
2018年5月には有名投資家ウォーレン・バフェット氏による7500万株ものApple株の買い増し、1000億ドル分の自社株買いを発表したこともあり、株価は上昇。
2020年3月には新型コロナウイルスの影響により株価が下がりますが、現在はその問題が米国で一段落した事もあり、株価は回復してきています。
さらに2020年6月に行われたWWDC2020で「新しいプロセッサを搭載したMacを2021年から市場に投入する」という発表があり、株価はさらに上昇、現在は過去最高額を更新しています。
Apple株をCFDで投資するメリット
現在のAppleの株価は1株$364.11=39,151円。(2020年7月現在)
取引単位は1株単位なので、本来であれば39,151円が必要な投資額になります。
しかし、GMOクリック証券CFDであれば5倍のレバレッジをかけることが出来るため、約7,800円で初期投資が可能です。
またAppleはアメリカNASDAQ市場の株ですが、外国株口座の開設は必要ありません。
海外株を売買する場合、証券会社によっては口座の開設が必要な場合もありますが、GMOクリック証券CFDならCFD口座さえあれば、米国株や日経平均など多様な銘柄を取引することができます。