【レビュー】CFD取引ツール「はっちゅう君CFD」を使ってみた

2018年2月25日

GMOクリック証券からCFD用のデスクトップインストール型の取引ツール「はっちゅう君CFD」がリリースされました。

18/02/14(水) 待望の「はっちゅう君CFD」ついに登場 ~デモ版を先行リリース!~

2018年2月28日(水)よりCFD取引のデスクトップ専用ツール「はっちゅう君CFD」をリリースすることをお知らせします。
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2/14からデモ版が公開、2/28から本番用が公開されるとのことなので、待ちきれず、デモ版を評価してみました。
結論から言うと、はっちゅう君CFDは「日経平均や原油などの素早いデイトレ」や「良い銘柄を発掘してスイングトレード」に向いてそうです。

公式サイト:GMOクリック証券

はっちゅう君CFDとは? CFD用高機能取引ツール


注文やチャート表示機能などの基本的な機能に加え、マルチモニターに対応した高機能ツールです。
チャートやお気に入りの銘柄レートなど、よく見る画面を自由にカスタマイズして、オリジナルのトレード環境でお取引をお楽しみいただけます。
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「マルチモニターに対応した高機能ツール」

取引ツールの良し悪しは、デイトレ、スイングトレードでは損益に直結しますから、非常に気になりますね。

インストールから起動するまで

インストールは2ステップ!簡単!

高機能と謳われていても、インストールが難しいと敷居が高いのでは?

と心配しましたが、無駄な心配でした。
インストールはたったの2ステップで完了です。

GMOクリック証券公式サイトから、取引ツールをダウンロードします。

実行して「インストール」ボタンを押します。

これだけで、完了です。

取引ツール「はっちゅう君CFD」起動

「はっちゅう君CFD」を起動するとログイン画面が出ました。ユーザーID、パスワードを入力してログインします。

起動すると、銘柄一覧、チャート、注文建玉などの各画面が見やすく表示されました。
各機能を詳しく見ていきます。

はっちゅう君CFD 徹底レビュー

銘柄一覧 取引に必要な情報が整理

銘柄一覧は、上部にあるタブで銘柄の種類毎に切り替えができます。

  • ウォッチリスト(お気に入り)
  • 指数・商品
  • 米国株
  • 中国株
  • ETF

銘柄一覧は、取引に必要な情報が分かりやすく整理されています。

(銘柄一覧 ※クリックで拡大)

前日推移・チャート形が分かるから作戦が立てやすい

CFDは「銘柄が多すぎてどれが良いか悩む」というデメリットがあります。
ですが、前日推移に加えて、チャートの良い形が一覧で確認できます。

「原油は横ばいだから下値で拾うか」、「日経平均(日本225)は下向きだから空売りか」、または日経平均とNYダウ(米国30)を比較して、「上昇率の高い日経平均を買い、NYダウを空売りするか」などなど作戦を立てやすそうです。

(デモ版ではTickチャートのみ表示でした、時間足を変更できると更に便利になりそうです。)

証拠金とボラティリティで自分に合う銘柄探し

必要証拠金から、少額から取引できる銘柄を探すことができます。

また、ボラティリティが高い銘柄は短期間で大きく稼げる(損する)可能性があるので、ボラティリティからより堅実(または、より稼げそうな)銘柄を探すことができそうです。

ちなみに、VIX指数は270%という驚愕のボラティリティでした…

毎日、払う・受け取れる金利

支払い・受け取り金利が分かります。金CFDは売ると毎日4円程度貰えるようです。

公式サイト:GMOクリック証券ではっちゅう君CFDキャンペーンを確認する。

複数並べられる注文画面・速度重視も

注文画面は複数並べられます。
左から日経平均、NYダウ、アマゾンです。(クリックで拡大)

複数のチャートを見て「チャンスと思ったら取引する」、素早い取引ができそうです。

更にスピードを求めるなら、「確認なし」のスピード注文もあります。
「BIDを押した瞬間、売り。ASKを押した瞬間、買い。」スキャルピングにも対応してますね。

チャート機能 時間足14種類、テクニカル11種類

次にチャートを見ていきます。以前からGMOクリック証券には「プラチナチャートCFD」という専用のチャート表示ソフトもありますが、はっちゅう君CFDでも十分使えそうです。


時間足:14種類(ティック、1分足、5分足、10分足、15分足、30分足、60分足、2時間足、4時間足、6時間足、8時間足、日足、週足、月足)
テクニカル指標:11種類(単純移動平均線、指数平滑移動平均線、ボリンジャーバンド、スーパーボリンジャー、スパンモデル、一目均衡表、平均足、MACD、ストキャスティクス、RSI、RCI)

複数チャートを並べて表示もできます。
日経平均とNYダウの日足チャート比較してみました。

NYダウの方が強そうに見えますね。
チャート機能が物足りない方はプラチナチャートCFDを使いましょう。

目標価格を通知するアラート機能

目標価格に達したことが分かるよう、アラート機能があります。
同じ銘柄に複数のアラートが設定できるのは便利そうです。

(アラートの通知先はPC画面上だけでしょうか?メールが貰えるならすごく便利ですね。)

経済カレンダー・ニュース

国別で経済指標発表日時が確認できます。

ニュースはデモ口座だと見られませんでした。

レイアウト保存・読み込み

取引ツールには必須と言っても過言ではない機能。ちゃんとついています。
自分好みのウィンドウ配置にして保存しておきましょう。

総合評価

今回は、はっちゅう君CFDをレビューしてみました。

繰り返しになりますが、「日経平均や原油などの素早いデイトレ」や「良い銘柄を発掘してスイングトレード」と幅広い層に使える取引ツールではないでしょうか。

昨今のFXのレバレッジ規制報道がある中での、CFD取引ツールのリリース。
今後、GMOクリック証券は「CFDに更に注力」する計画なのかもしれませんね。

公式サイト:GMOクリック証券を詳しく知りたい方はこちら

今回はPC取引ツールのレビューですが、スマホ取引ツール「CFDroid」も非常に便利です。

>> 取引ツールで比較

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Posted by CFD