年利20% S&P500CFDのレバレッジ投資とは
あなたはどちらに投資をしたいですか?
と質問をされたら、誰しも「年利9.8%に投資がしたい」と答えますよね。
※S&P500とは、米国に上場する代表的な企業500社の平均株価。米国の日経平均みたいなもの。
と質問をされたら、「米国はよく分からないし日経平均が安全かな?」と答えるのではないでしょうか。
ですが、過去の利回りを見るとその差は明らか。
過去30年どの期間においてもS&P500の方が優れたパフォーマンスです。
投資期間 | 日経平均 | S&P500 |
---|---|---|
過去10年 | 1.57% | 6.98% |
過去20年 | 0.786% | 7.94% |
過去30年 | 0.184% | 9.89% |
S&P500は過去30年で250 → 2900 と約12倍。
30年前に300万を預けておけば約3600万円になります。日経平均では400万円にもなりません。
かの有名なウォーレン・バフェット氏も一般人にS&P500投資を勧めています。長期で見れば、プラスとなっている投資ですから、多くの米国人が投資しているのは納得です。
さて、高パフォーマンスを誇るS&P500ですが、日本人がS&P500投資をするには「為替差損」を考えなければなりません。
お勧めは、円高・円安をほとんど気にしなくて良いGMOクリック証券CFDでS&P500に投資する方法です。
しかも、CFDはレバレッジがかけられる金融商品ですから、レバレッジをかけることで年利20%も夢ではありません。
過去30年の平均年利 9.89% × レバレッジ3倍 = 年利 約30%
CFDでS&P500に投資するメリット、注文方法、なぜS&P500が高パフォーマンスなのかまとめてみました。
目次
ETFや投資信託より、CFDをお勧めする理由5つ
S&P500投資には投資信託、ETF、CFDがあります。
それぞれのメリット・デメリットをまとめた比較表はこちらです。CFDはETFや投資信託に無い強みがあります。
CFD | ETF | 投資信託 | |
---|---|---|---|
リアルタイム取引 | ○ | △ | × |
取引手数料 | △ | × | ○ |
信託報酬 | なし | あり | あり |
為替リスク | ○ | × | × |
レバレッジ | ○ | △ | × |
空売り | ○ | △ | × |
取扱証券会社 | △ | ○ | ○ |
取引がリアルタイムかつほぼ24時間取引
CFDはほぼ24時間取引、祝日も取引できるのがメリットです。
対して、ETFは東京証券取引所のオープン時間のみ(平日9:00 – 11:30、12:30 – 15:00)、投資信託はリアルタイム取引さえできません。
手数料も安い、信託報酬なし
S&P500 20万円分を新規・決済した場合の手数料は以下の通りです。
- CFD 33円
- ETF 370円(SBI証券)
- 投資信託 無料(ノーロードの場合)
投資信託が最安のように見えますが、投資信託とETFには毎年かかるコスト、信託報酬があります。
- CFD 信託報酬なし
- ETF 0.102%(1557 SPDR S&P500ETF)
- 投資信託 0.243%(iFree S&P500インデックス)
信託報酬は毎年かかる費用です。
ETF、投資信託のどちらに投資しても年間200円~400円かかることになります。
CFDなら取引手数料の33円だけで済みます。
為替リスクが損益だけで済む
CFDの強みは為替リスクが損益だけで済むことです。
為替レート100円でS&P500に20万円を投資したとします。
S&P500が高パフォーマンスでも為替レートで損益は大きく変わります。
CFD | ETF | 投資信託 | |
---|---|---|---|
100円 | +2万円 | +2万円 | +2万円 |
95円 | +1.9万円 | +0.9万円 | +0.9万円 |
90円 | +1.8万円 | -0.2万円 | -0.2万円 |
ETFや投資信託は、円高には非常に弱いです。
S&P500投資のつもりが、為替投資になってしまっているかのようです。
CFDは商品の仕組み上、「損益部分に対してのみ為替の影響」となっています。
ですから、為替をほとんど気にせずS&P500投資ができます。
公式サイト:GMOクリック証券CFDを詳しく知りたい方はこちら
レバレッジ投資もできる
CFDはレバレッジ投資ができます。最大レバレッジは10倍です。
ETFも信用取引ならレバレッジ3.3倍の取引ができますが、信用取引は年間3%前後の金利支払いとなるためオススメしません。
CFDの金利は各証券会社によりますが、GMOクリック証券CFDなら金利がかかりません。
空売りもできる
毎年、高パフォーマンスを誇るS&P500の空売りはお勧めしません。
しかし、CFDの仕組み上、買いと同様に空売りもできます。暴落時の備えの1つとして考えておく程度でしょうか。
ETFも空売りができますが、買いに比べると信用口座が必要、毎日金利支払いがある等の制約があります。
CFDは取扱証券会社が限られる
CFDのメリットばかり挙げてきましたが、もちろんCFDにもデメリットはあります。
CFDを取引できる証券会社が少なく、
証券会社によって取引できるCFD銘柄、ルールが違うことです。
ETFや投資信託はどの証券会社でもほぼ同様の銘柄が取引できます。
しかし、CFDの場合、S&P500 CFDを扱っていない証券会社や、扱っていても手数料や金利のかかり方が違います。
証券会社選びは慎重に行った方が良いでしょう。
>> CFD証券会社の選び方!4つのポイントで徹底比較
>> (証券会社別)CFDで取引できる銘柄一覧
S&P500がパフォーマンスが良い理由とは?
CFD投資はETFや投資信託に無いメリットがあることをお伝えしましたが、
なぜ、そもそも、S&P500投資が日経平均より優れたパフォーマンスなのか?
疑問に思う方も居るでしょう。
「日本と米国の経済成長率の違い」もありますが、一番の理由は「米国の年金運用は株が主体」だからです。
国民の年金ですから、株価を下支えする政策も行いやすい背景があります。日本と違い「株高はお金持ちだけのメリット」という批判はされにくいです。
ですから、米国の年金運用が株である限り、S&P500は手堅い投資先と言えるでしょう。
5年の月足チャートを見れば非常に安定感があることが分かります。
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S&P500投資の損益推移 2017/11~2018/1
実際にGMOクリック証券CFDから、S&P500CFDに投資をしてみました。
スマホアプリからS&P500 CFDを注文したところ、簡単に注文できました。注文の流れが知りたい方はこちらをどうぞ。
約1ヶ月で約7%の利益。出来すぎですが上昇するときは想定以上の利益となります。
赤く囲んだ辺りで買ったポジションです。
日経平均指数に投資していたときは、円高になれば一気に下がり、ハラハラすることが多かったのですが、S&P500投資を始めてからは安心して見ていられます。
◆その後の資金推移
【2017年】
11/28 +2,269円
11/30 +12,065円
12/4 +20,556円
12/8 +16,887円
12/12 +22,305円
12/21 +27,824円
【2018年】
1/4 +37,416円
1/11 +51,026円
1/25 +75,395円 (一部利益確定)
1/11追記 2ヶ月で+5万(利益12%)を達成!
1/25追記 3ヶ月で+7.5万(利益18%)を達成!
年利回り20%を目指していたのですが、地合いが良く3ヶ月でほぼ目標達成したので3枚中2枚を利益確定しました。また下がったタイミングで買い増しを図る予定です。
【2018年5月追記】月足チャートの安定感は変わらず。上昇トレンド転換か?
2018年2月に米国市場が急落したことがニュースで報じられましたが、上昇トレンドに転換してそうですね。
月足チャートの安定感は変わらずです。
【2018年12月追記】米中貿易摩擦や景気後退懸念は買い時の訪れか?
最近、景気後退懸念や米中貿易摩擦で世界的に株価が下がっています。
今まで上昇が続いていたS&P500も例外でなく急落しています。
じゃあ、S&P500投資はお勧めできないのか?
というとそうは考えていません。
寧ろ私はチャンスと喜んでいます。ITバブルやリーマンショックも振り返れば、すべて買い時でした。
底で買えれば10倍も期待できます。
底で買うのが難しいなら、下がったタイミングで少しずつ買っていけば良いはずです。
さいごに S&P500投資をしてみて
S&P500投資を始めてからは、知人や友人にも「イマイチな日本株で損するぐらいなら、S&P500で米国市場に長期投資したら?」と話すようになりました。
2018年12月からの株価下落があっても、過去30年上昇が続いてるS&P500ですから私の考えは変わりません。
CFDなら為替レートを気にする必要も無く、約3万円から投資できます。
公式サイト:GMOクリック証券 CFD口座の開設はこちら
S&P500投資シミュレータを用意してみました。過去30年分の利回りと資産推移が検証できます。
【検証】S&P500過去の利回りと資産推移をグラフで見る。