テスラを空売りする方法。ついに赤字は四半期過去最大に
テスラの5/2に第1四半期決算発表を受けて、空売りをすることにしました。
テスラは非常に人気が高い銘柄ですが、モデル3の生産遅延の懸念や財務リスクなど株価の重石となる材料が多数あります。
今回は、テスラの第1四半期決算の中身と懸念事項についてまとめていきます。
目次
2018年5月発表の第1四半期決算の過去最大の赤字
テスラが5/2に発表した2018年第1四半期決算は次の通りです。
売上::34億875万ドル(前年同期26.4%増)
最終損益:7億955万ドル(前年同期214.8%増)
赤字が前年同期と比べて214.8%と過去最大の赤字となっています。
第1四半期決算発表を受けて株価は-5%ととなりました。
テスラは過大評価 PER-75倍
テスラは、イーロン・マスク氏が率いるEVメーカー。
自動車業界にEVの流れを持ち込んだという点で革新的ですが、高い期待によりかなり割高となっています。
各自動車メーカーの時価総額を見ていきます。
会社名 | 時価総額(兆円) |
---|---|
トヨタ | 24.78 |
ダイムラー | 9.31 |
フォルクスワーゲン | 11.06 |
BMW | 7.78 |
ホンダ | 6.64 |
GM | 5.72 |
tesla | 5.62 |
フォード | 4.91 |
テスラは赤字にも関わらず第7位。
そして、PERは-75倍です。
そもそも、EVは参入障壁が高いビジネスではありません。
中国にもBYDなど数多くのEVメーカーがあります。
期待で株価は上昇していますが、割高と言える状況かもしれません。
テスラに関する懸念事項
株価は割高と考えられるテスラですが、
2018年に入り、テスラに関する厳しいニュースが多く流れています。
要約すると、ものづくりのメーカーとしてのノウハウが不足しており死亡事故や大量リコール問題、そして資金不足につながっている。更に買収した太陽光事業も重荷となっているようです。期待と現実はかなり乖離しているかもしれません。
絶好の空売り機会、ヘッジファンドが狙う
テスラを割高と考える多くのヘッジファンドが大量の空売りポジションを取っているようです。
ロイターには空売りのチャンスと示唆する記事も掲載されていました。
在の空売り規模は3150万株で、浮動株総数の25%を占める。空売り投資家は、市場がテスラの先行きについて楽観視し過ぎだと考えているようだ。
(中略)
クロウ・ポイント・パートナーズのパートナー、ピーター・ディカプリオ氏は「今は一生に一度あるかないかの空売り(の機会)だ」と指摘。空売りを後押しする材料が普段よりもずっと多くそろっているとの見方を示した。
テスラ株空売り規模が3月半ば以降に10%増加、浮動株の25%に
「今は一生に一度あるかないかの空売り(の機会)だ」とまで言われていますね。
テスラを買い/空売りできる証券会社
今後も乱高下があると考えられるテスラ。
買いだけではなく、空売りができる証券会社が良いでしょう。
SBI証券、楽天証券、マネックス証券ではテスラを買うことしかできず、空売りすることはできません。
CFDを扱う証券会社なら買いの他に、空売りができます。
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