【FXは難しい】サラリーマン投資家がFXよりCFD取引を選んだ理由
この記事をご覧になられた方の中には、
CFD取引なにそれ?
デイトレをするなら株かFXじゃないのか?
FXよりも人気が無いCFD取引は時代遅れではないか?
等々、色々なご意見をお持ちではないでしょうか。
今回は私がCFD取引にたどり着いた経緯を書いていきます。
これを読んでいるあなたに、「CFD取引を何が何でもオススメする」つもりはありません。人によってはFX、日経225先物の方が合ってるかもしれないからです。
なぜ、私にとって、CFD取引が合うと感じたのか。1つの参考として捉えてください。
FXよりCFDは投資ができる金融商品。難しいドル円の値動きに付き合わなくて済みます。
管理人はDMM.com証券、GMOクリック証券、IG証券、サクソバンク証券と試してみましたが、GMOクリック証券とサクソバンク証券に落ち着きました。
私がCFDに出会うまでを書いているため長文です。
目次にポイントを書いていますので
要点だけ知りたい方は目次に目を通した後「4 CFD取引に出会う」から読まれることをオススメします。
目次
私は投資歴9年。センスの無いサラリーマン投資家
まず、本題に入る前にかんたんに私の投資歴を書いていきます。
お前の投資経験なんて興味ない!長いのは面倒!
と感じる方も多いでしょうから、要点だけ書いておきます。
- 投資経験約9年(株が中心。FXはたまに。)
- サラリーマンなので、スイングトレードが中心
- 株を始めて3年で100万の損失。試行錯誤をした末に3年かけて取り戻す。
以降は毎年50~100万を稼ぐ。
トレードを始めた途端に利益を出し続ける、天才トレーダーも世の中には居ます。
ですが、私は間違いなく天才ではありません。
天才でもない、センスが無いサラリーマン投資家がどうしてCFD取引なのか…
もしかして、、センスが無くて選ぶ目が無いから?
そう思う方も居るかもしれませんね。
私は、「FXよりも損がしにくい」し、「資金の少ない投資家でもチャンスが多い」と感じてます。詳しくは後ほどご紹介します。
株のデイトレで利益を出すが、サラリーマン投資家なので断念
デイトレで利益が出るものの、仕事によりデイトレを断念することになります。
やはり、サラリーマンは仕事の都合次第ですよね…
2016年にデイトレを本格的に開始
2015年秋から仕事の都合で時間が空く期間がありました。
これまで、デイトレは会社が休みの日やお昼休みに少ししていた程度です。
デイトレ経験は浅かったものの、スイングトレードの経験や偶然出会ったノウハウのおかげで、デイトレで月5万程度は稼げるようになりました。
デイトレで稼げるようになった!
空いてる日にスマホをいじるだけで数千円~1万円程度の利益が出る!
(もちろん、損失を出す日もあるのでトータルは月5万円程度に落ち着く。)
デイトレで利益を出すって難しいのですがコツを掴むと、着実に利益を積み上げることができます。
会社を辞めて専業トレーダーになる?
いきなり専業トレーダーになるまでは考えませんでしたが、更に上手くなればそれも夢ではないかなと…
ところが、、、2016年4月に仕事が変わります。
その結果、午前中にデイトレすることができなくなりました。
せっかく、デイトレのコツを少しずつ掴んでこれたのに…と本当にがっかりしました。
会社帰りにデイトレするには? 試行錯誤するが上手く行かない
せっかく、デイトレのコツを掴んできたのだからこのデイトレ技術をなんとしても生かしたい!
しかし、会社帰りの夜9時頃に、株取引はできません。
そこで、「夜間取引」ができる金融商品を片っ端から試しました。
FX、日経先物を試してみますが、自分に合う金融商品はありませんでした…
FX デイトレは勝てない
夜間取引ができる金融商品…真っ先に浮かぶのはFX。
3ヶ月ほど試してみましたが、損益はとんとん。
実は、何年も前からFXを試していますが、損失を出しては「難しい」と感じて撤退しています。
株のデイトレで利益が出せたからといっても「やはりFXはダメか」という感じです。
「通貨レートの値動きが、株よりも激しいのでそれが私に合っていない」のだと思います。
FXって人気はありますが、通貨レートの値動きの激しさと高レバレッジで損した話を語る人は少ない気がします。
私の友人も、「面白そう」と、FXをしてましたがあまり良い話は聞きません。人気の金融商品だから勝てるわけではないんですよね。
日経先物225デイトレは選択肢が無い
日経先物225でもデイトレをしてみました。1ヶ月で7万円を稼げた事もあります。
日経先物225は「先物」とあるので、投資初心者の方は敬遠してるかもしれません。
しかし、私からすると板読みができるのでFXよりも値動きが読みやすいと感じます。
日経先物は投資資金が100万では全然足りませんが、日経先物miniという小口取引なら1枚あたりの必要証拠金は5~8万円なので、投資資金50万ぐらいあれば十分に戦略的な取引できます。
ただ、日経先物225の欠点は、日経平均指数しか売買できないことです。
2018年前半の相場トレンドのように「難しいトレンドの日経平均指数を取引するのは、戦略として賢いんだろうか?」と考えてしまいます。
最高値を更新するNYダウやナスダック指数。
対して、為替に振り回され、デフレ脱却も危ぶまれ、停滞する日経平均。
ヘッジファンドなどの仕掛けでしょうか?
日経平均指数が何度も急落する場面がありました。分かりやすい値動きの月だけ勝負するのが一番良いと感じます。
日経先物225は日経平均指数だけですから、他の銘柄を取引する選択肢が無いのが厳しいところです。
日経平均とS&P500(米国の日経平均みたいなもの)のパフォーマンスを比較したら、圧倒的にS&P500の方が良いんですよね。
この事実を知ってからはCFDでS&P500長期投資をするようになりました。
バイナリーオプションは感覚的に違う
一時期流行ったバイナリーオプションはそもそも試していません。
相場の上下を狙うシンプルな仕組みは、「シンプルが故に勝てない」と考えています。
「バイナリーオプションはじゃんけん」、「株・FXは麻雀」に似ていると感じます。
麻雀には運の要素があるものの、期待値の高い手の選択や相手との駆け引きにより実力差が生まれます。
しかし、じゃんけんは非常にシンプル、実力差が生まれにくいゲームです。
ですから、突き詰めるところがありません。
相場の上下を狙うシンプルな仕組みのバイナリーオプションも突き詰めるところが少ないと感じます。
これは私の考えですが、
複雑な金融商品の方が差が生じやすく、
その分上達する余地があるので勝てる可能性が高い。
投資初心者の方はかんたんに始められる金融商品を好む傾向がありますが、あえて少し複雑な金融商品も試す方が良いのではないでしょうか。
そこで身に付いたことが「他の投資初心者との差」になるからです。
CFD取引に出会う
もう、デイトレは無理か…と諦めかけていたところ偶然見つけたのがGMOクリック証券のCFD取引です。
CFD取引は、FXと仕組みがほぼ同じです。
違いとしては、取引対象が通貨ではなく様々。
日経平均指数、NYダウ、原油、金、とうもろこし、米国株(Apple、twitter、Google等)、中国株…
銘柄が多いことが敬遠されて、FXに比べるとCFD投資家は少ないそうですが
株式投資経験が長い私にとっては多くの銘柄から選べる方がメリットが多いと感じます。
上記の銘柄を見て、面白そうと思う方はCFD取引をやってみる価値があります。
逆にたくさんの銘柄があるのは嫌という方は向いてません。
さて、24時間取引もできて多くの銘柄を選択できるCFD取引ですが、実際にやってみないと分からないことも多くあります。
私がCFD取引を実践して気づいたことをご紹介していきます。
デイトレのメリット・デメリット
チャートの形が良い銘柄を選べる
やはり、銘柄が多いメリットを感じます。
FXでも、複数の通貨ペアを扱うことができますが、各通貨に相関性があるものも多いです。
ドルが乱高下すればドル円、ユーロドルはもちろんのことドルがペア通貨ではない、カナダ円や豪ドル円も動きます。お互いに相関性があるからです。
対して、CFD取引は相関性の低い銘柄も多くあります。
一昨日は原油、昨日は金、今日は米国株、不動産REIT、日経平均指数…
と、良いチャートの形をしている銘柄を探して取引できます。
良いチャートが見つからない日があっても、GMOクリック証券 CFDなら「じゃあ、ドイツやユーロ、アジア圏の株価指標のチャートからも探してみるか!」と銘柄探しの範囲を広げればいいだけです。
ドル円よりも値動きが激しくない
CFD取引は、多くの銘柄が選べますから「ドル円よりも値動きが激しくない」銘柄も多数あります。
選択肢が多いから、損ばかり続く自分が苦手な銘柄を避けられます。
4000円から取引できる
値動きが激しくない銘柄があることと小額の資金でできるので、デイトレの練習にも向いています。
デモトレードで練習する人も居ますが、私はお金のかからないデモトレードはやらない方が良いと考えます。
自動車教習所のシミュレータ(車のゲーム)だけで車の免許が取れる。
そんなわけありませんよね?実地訓練が必要ですよね?
デモトレードはシミュレータに過ぎないので、乱暴な悪い癖がつきます。
時速10km(投資資金1万円)でも良いので、実践すると上手くなっていきます。
CFD取引なら5万円もあれば十分に取引できます。
5万円も厳しい?
であれば、原油はいかがでしょうか。
GMOクリック証券 CFDの原油なら、約4000円から取引できます。
スキャルピングできる銘柄は限られる
CFD取引の良い点ばかりを書きましたが悪い点もあります。
銘柄によってはスプレッドが少し広いことがあります。
ただ、馴染みのある日経平均指数なら1pips~2pips、原油は3pipsなのでスキャルピングできそうです。
個人的には、スキャルピングは非常に高度な技術が求められるので、デイトレ経験の浅い人は気にする必要はないと思いますが。
長期投資のメリット FXよりトレンドが明確
デイトレ目的でCFDを始めてみましたが、長期投資にも十分利用できることが分かりました。
為替は、2国間のバランスからレートが決まります。だから、FXは明確なトレンドは出づらく長期保有すれば必ず上昇するものではありません。
(FXでスワップ金利を狙った長期投資で苦い思いをした人は多いのではないでしょうか。)
対して、CFDは日経平均、ナスダック指数などの株式指数、米国株や中国株などの個別株に投資ができます。
CFDをやってみると分かりますが、優良な株や株式指数は上昇トレンドが明確です。
苦労せず3ヶ月で資金が約20%も増えました。
>> 年利20% S&P500CFDのレバレッジ投資とは
(参考)急成長した外国株CFD
参考に、近年上昇した銘柄を資金100万円でレバレッジ5倍で投資したときの損益をまとめてみました。個別株は株価が3倍、4倍になることもあります。
銘柄名 | 投資月 | レート | 期間(月) | 利益 |
---|---|---|---|---|
amazon | 2015/1 | 285.09 → 1082.89 |
30 | 1400万円 |
apple | 2016/5 | 89.48 → 162.26 |
15 | 405万円 |
アリババ | 2016/12 | 85.99 → 174.52 |
8 | 515万円 |
パークシャー ハサウェイ |
2016/2 | 123.5 → 175.59 |
17 | 210万円 |
中国銀行 | 2016/2 | 2.82 → 3.98 |
17 | 205万円 |
アリババはソフトバンクの孫社長も投資する企業ですね。
私もアリババには将来性を感じて投資しています。
私が利用するCFDが取引できる証券会社
今回、私がCFD取引を選んだ理由をご紹介しました。
- 24時間取引が可能
- FXよりも値動きが緩やかな銘柄がある
- 多くの銘柄があるので、チャートの形が良い銘柄を取引できる
- FXよりもトレンドが明確な個別株がある
これを読んでみて…
「CFD取引って気になるけど、実際どうなんだろう…?」と思うのではないでしょうか。
CFDなら、「1000通貨のFX投資よりも小額」で取引できます。
管理人はDMM.com証券、GMOクリック証券、IG証券、サクソバンク証券と試してみましたが、GMOクリック証券とサクソバンク証券に落ち着きました。
GMOクリック証券は、ツールも分かりやすく手数料が安いのが特徴、初めてCFDをやってみたい方にお勧めです。
公式サイト:GMOクリック証券 CFDを詳しく知りたい方はこちら
サクソバンク証券は世界の約6000銘柄を取引できます。
高い成長率を誇る米国株、中国株に投資したいならサクソバンク証券がお勧めです。
公式サイト:サクソバンク証券CFDを詳しく知りたい方はこちら
私の場合、最初にGMOクリック証券でCFD取引を始めました。
その後、どうしても取引したい米国株がGMOクリック証券では扱っていなかったため、サクソバンク証券と使い分けることにしました。