アップルを空売りした!iPhone低速化訴訟で100兆円支払い?

2017年12月31日

iPhone低速化訴訟を受けて、2017/12/29にアップルを空売りしました。
米国株口座だと空売りができませんが、GMOクリック証券CFDならアップル株を手軽に空売りできます。


iPhone低速化問題とは?

GIGAZINEに詳しい経緯が掲載されています。顧客にiPhoneの買い替えを促すために、iOSバージョン毎に意図的に、古いiPhoneのピーク時性能を落としているとのではないか、とのことです。


Appleが「iOSのバージョンアップごとに古いiPhoneの性能を意図的に落としている」ことが明らかになり、一部のiPhoneユーザーがAppleに損害賠償を求める集団訴訟を提起したのですが、なんと原告側はAppleに9990億ドル(約113兆円)の支払いを求めていることが判明しています。gigazine.net

この問題を受けてアップル社は謝罪。
バッテリー交換代を大幅値下げすることになりました。


・iPhone 6以降の端末でバッテリー交換が必要な場合、保証対象外の交換費用を現在の79ドル(8800円)から29ドルへ改定する。(保証対象ならば従来から無料)
・2018年早期の iOSアップデートで、バッテリー劣化状況の表示を追加。性能に影響を与えているかどうか、ユーザーが把握できるようにする。
・電源管理についても改良を続ける。
engadget

私は、この問題を数日中に解決する話ではなく根深い問題と捉えています。
最悪の場合、客離れにも繋がる可能性もあります。

株価も上値が重い展開を予想し、アップルを空売りすることにしました。

アップルの純利益に及ぼす損害賠償 9990億ドル(約113兆円)の影響

損害賠償 9990億ドル(約113兆円)を全額支払った場合、アップルの業績にどの程度の影響があるのでしょうか。
純利益から賠償額を引いてみます。

【アップルのこの3年間(2015-2017年)の純利益】

  • 2015/9 533億9400万ドル
  • 2016/9 456億8700万ドル
  • 2017/9 483億5100万ドル

この3年間順調に成長しています。
これに9990億ドル(約113兆円)を支払うとどうなるか。

-9506億4900万ドル ※2017年純利益より

純利益が毎年500億ドルですから、
9990億ドル(約113兆円)の支払いは非現実的な額と言えます。

しかし、全額賠償とならずとも、投資家が訴訟の行方に過敏になるでしょう。

アップルの日足チャートを確認

次に株価チャートを確認していきましょう。

12/26に急落、その後25日移動平均線に戻ろうとするものの株価は軟調といったところでしょうか。

25日移動平均線を割れて、ヘッド&ショルダーの形。
更にはMACDもデッドクロス。

教科書的な弱いチャートになってますね。。

今後アップルの株価が上昇したとしても、ナスダック指数に比べて低いパフォーマンスとなることも十分に考えられます。
「ナスダック指数買い、アップル空売り」戦略もありそうです。

GMOクリック証券CFDの取引単位、手数料は?

アップル株を空売りする場合の取引単位、手数料をまとめてみました。
4000円未満から取引できます。

【アップル株の取引単位・手数料など】
取引単位:1株
手数料:56円 ※
必要証拠金:3,812円
最大レバレッジ:5倍

※手数料無料で、スプレッドが実質の手数料です。1株辺り約56円。

この問題は当分尾を引くでしょうし、
口座開設は最短4営業日とのことなので、年明け早々から取引ができそうですね。

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2018年以前

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