日経平均を取引する方法とは?CFDがお勧め!

2018年5月27日

ニュースで流れる日経平均指数を見て、「日経平均って買えるの?」って気になりますよね。

また、株を始めたい方は「どの株を買えば良い?」と悩みがち。しかも個別株は倒産すると紙切れ。おのずと分散投資(複数の銘柄に投資)も考えることになります。
分散投資は、多くの銘柄を買うための資金が必要なので初心者にはハードルが高いものです。

そこで、投資初心者でも手軽に「日経平均を取引する方法」をご紹介していきます。
約2万円から日経平均を取引(買い・空売り)できます。

日経平均とは?

ニュースで株式市場の紹介があるときには必ずと言って良いほど紹介される「日経平均」。でも、「日経平均指数が何か?」と聞かれると、詳しく答えられない方も多いですよね。

日経平均とは、「日本経済新聞社が東証1部から厳選した225銘柄の平均株価」です。
※東証1部は、東京証券取引所が定める厳しい審査基準を通過した企業が所属する市場。

東証1部の企業から更に厳選しているので、株を知らない人でも分かる名の知れた一流企業で構成されています。

日経平均の構成銘柄と構成比率
銘柄 構成比率 
ユニクロ(ファーストR) 7.03%
ソフトバンク 5.21%
ファナック 4.06%
KDDI 3.49%
東京エレクトロン 3.01%
京セラ 2.46%
ダイキン工業 2.14%
信越化学工業 1.89%
日東電工 1.70%
テルモ 1.68%

参考:日経平均を構成する全銘柄はこちら
 日本経済新聞 日経平均採用銘柄の株価一覧

日経平均を取引する3つのメリット

株式投資初心者には、個別株よりも日経平均を取引した方が良いでしょう。
個別株やFXと比較した日経平均を取引するメリットをご紹介していきます。

倒産リスクなし

225社から構成されているので、倒産による紙切れとなるリスクを考える必要がありません。
もし、業績が悪い企業が出てきても、日経平均指数の除外条件となり他の銘柄と入れ替わるだけです。

自分が知らないうちに優良企業と入れ替わるのは良いですよね。

業績の悪い銘柄を選ぶリスクなし

みずほフィナンシャルグループ、日立製作所、ソフトバンク、トヨタ自動車。
どれも日本の名立たる一流企業です。

では、これらの将来的な株価の推移を予想できるでしょうか?

プロでも難しいのですから、素人には不可能です。

例えば、10年前の2008年5月からの株価推移を見てみましょう。

ソフトバンクが株価4倍、日立製作所とトヨタ自動車はぼちぼち、みずほフィナンシャルグループに至っては大損です。
最近では、フィンテックやAIによる銀行業の台頭と言われ、メガバンクではリストラが進められていますから、株価が冴えないのも納得です。

これは最近だから分かる話で、10年前から銀行業の衰退を予想することはできませんよね。

では、日経平均はどうだったのでしょうか?

もし、10年前に日経平均に投資していれば、業績の悪い銘柄を避けつつ、堅実に利益を得ることができました。

 

FX(為替)よりも方向感あり

株かFXかどっちが良いのか?考えたことはないでしょうか。

FXは少額で始められるメリットはありますが、投資初心者にはFXはあまりお勧めできません。実は、為替の値動きは方向感が乏しいので、投資初心者が利益を出すのは難しいからです。

日経平均とドル円の比較チャートを見ていきましょう。

横ばいの赤色がドル円、青色が日経平均です。ドル円はこの10年間、狭い範囲を推移し続けています。横ばいのドル円で、上昇を狙うのは難しいでしょう。

上昇している銘柄に投資するほうが、値動きが乏しい銘柄よりもずっと簡単に利益が出ます。

日経平均を取引できる金融商品とは?

それでは、日経平均を取引する方法をご紹介していきます。
日経平均を取引できる金融商品は3つあり、それぞれメリット・デメリットがあります。

CFD 投資信託・ETF 日経225先物
長期保有 △ 信託報酬による年間コスト × 取引期限がある
取引時間 8:45~5:50
※祝日も取引可
9:00~11:30
12:30~15:00
9:00~15:15
16:30~3:00
下降相場でも利益が出せる(空売り) △(ETFのみ可、要信用口座)
100円動いた
ときの損益
1,000円 100円 10万円
取引単位 10 1 1000
必要な資金 約2万 約2万 約70万
手数料
(スプレッド)
10~50円 100円 270円

※CFDは、店頭CFD市場でトップシェアのGMOクリック証券のデータです。

投資信託・ETF <初心者向き>

投資信託やETF(上場投資信託)は投資初心者向きです。
通常の株式口座を開設していれば、日経平均に連動する投資信託やETFを購入することが可能です。

投資信託よりもコストが安く、個別株と同じように買えるため、ETFは人気が高まってきています。

日経平均連動ETF

  • SMAM 日経225上場投信
  • iシェアーズ 日経225 ETF
  • ダイワ上場投信−日経225
  • DIAM ETF 日経225
  • MAXIS 日経225上場投信
  • 日経225連動型上場投資信託
  • 上場インデックスファンド225

投資信託・ETFの場合、少額だと利益を出すことが難しいこと、午後3時以降は取引できないデメリットがあります。
日経平均ETFを1株買い、日経平均が100円動いた場合の損益は「100円」です。手数料(約100円)を考えると、1株単位で買うのはお勧めできない投資です。

日経225先物 <上級者向き>

日経平均を取引できる先物、「日経225」は投資初心者には不向きです。

売買単位が大きいので大損するリスクがあること、最低70万円程度の資金が必要になること、先物特有の複雑なルールを覚える必要があるからです。

日経225を1枚買い、日経平均が100円動いた場合の損益は「10万円」です。気軽に始めるには難しいでしょう。
先物は、限月(げんげつ)という考え方があり、取引できる期日が決まっています。長期保有には適していません。

CFD <初心者向き>

CFDは、投資初心者向きです。日経平均に限らず金や原油、ナスダック指数など口座1つでなんでも取引できます。

信託報酬がかからず長期保有もしやすく、ほぼ24時間、祝日も取引できます。
日経平均CFDを1枚買い、日経平均が100円動いた場合の損益は1,000円。初心者には扱いやすい金額でしょう。

CFDで取引できる銘柄は証券会社によって異なるので、口座開設前に確認しておきましょう。
>> CFDで取引できる銘柄一覧

SBI証券 くりっく株365(CFD)で取引できる4銘柄

  • 株価指数CFD(4銘柄)
    日経225、NYダウ、DAX、FTSE100

GMOクリック証券 CFDで取引できる138銘柄

  • 株価指数CFD(31銘柄)
    日経平均の他に、米国のNYダウやナスダック指数、DAX、FTSE100、アジア各国の指数など。

  • 商品CFD(7銘柄)
    原油、金、銀、プラチナなど。

  • バラエティCFD(18銘柄)
    投資家に人気のVIX指数や、海外不動産など。

  • 株式CFD(個別株)(82銘柄)
    Amazon、Google、Alibabaなどの米国株、中国株。

【スマホ】GMOクリック証券で日経平均CFDを注文

GMOクリック証券には、CFDroidとiClickCFDというスマホアプリがあります。
スマホアプリから簡単に日経平均CFDを注文できます。

日経平均22518円で7枚買った後、22735円まで上昇しました。
1枚あたり2170円(217円×10)なので、7枚で約1.4万円の利益になっています。

公式サイト:GMOクリック証券 CFDを詳しく知りたい方はこちら

日経平均の今後の見通し

日経平均を取引する方法として、CFD、投資信託・ETF、先物をご紹介しました。

今後の日経平均はどうなるのでしょうか?

最近は米中貿易戦争や原油高により日経平均もつられて下がる展開が多かったものの、日本企業の収益は堅調に推移しており、日経平均3万円の見通しを出す証券会社も出ています。


日経平均が3万円に到達するというハウスビューの基本観は維持。
グローバル経済や本邦上場企業の業績などファンダメンタルズは良好だが、市場のセンチメントが極端に悪化。
いったんマーケットが大きく崩れるとセンチメントの回復には相応の時間を要することはリーマンショックおよびチャイナショックで経験済み。
すでに日経平均は昨年10月の水準まで引き戻されている。今後、株価が戻るにせよ、発射台が下がってしまっている以上、当初3万円の到達時期と想定していた2018年度末(2019/3月)より後ずれする可能性が高まった。
よって従来の見通しも維持したうえで、日経平均3万円到達が1年後ろ倒しの2019年度末(2020/3月)というシナリオをもうひとつ提示することにしたい
日経平均30,000円への道 | マネックス証券

実は、日本企業の収益はバブル期の4倍と経済は上向いています。
そして日経平均は未だにバブル期の38,957円に比べたら割安

オリンピック開催国は好景気になると言われていますから、不意に下がるタイミングがあれば、日経平均を買うチャンスとなるでしょう。

公式サイト:GMOクリック証券 CFDを詳しく知りたい方はこちら

CFDの戦略

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