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ETFとCFDの違い・特徴

2016年9月18日

原油やNYダウ平均株価を取引したいと考えてる方は、「ETFとCFDどちらが良いのか?」と考えたことがあるのではないでしょうか。今回はETFとCFDを比較してみました。
実は、ETFに比べてCFDには多くのメリットがあることが分かりました。

そもそもETFとは

東京証券取引所などに上場している投資信託です。
通常の株式と同様に売買できる手軽さがある金融商品。

ETFにはNYダウ平均株価、原油、金、銀、プラチナ、とうもろこし等の多くの銘柄があります。

>> 銘柄一覧 | 日本取引所グループ

ETFとCFDを比較してみた

ETFも色々と種類があるため、今回は次の2つの銘柄を例として比較していきます。

  • NYダウ(米国株の株価指数)
  • 原油WTI

取引時間 ETFは夜間取引できない

ETFは国内株式と同様に取引できますので、東京証券市場が開いている9:00 – 11:30、12:30 – 15:00の時間帯に売買できます。
ETFは株のように手軽に取引できますが、夜間は取引できません。

夜間に取引できないので、損失が広がる場面を眺めることしかできない場合があります。

例えば、ダウ平均株価のETF(1546)のチャートを見ると、所々で値が飛んでますね。
これはすべてETFが取引できない時間帯に動いたからです。

原油ETFのチャートも見てみましょう。

原油ETFはダウ平均株価よりも値が飛んでますね。

ETFの手軽さは魅力的ですが、夜中の値動きに対して何もできない欠点があります。
本格的な投資には不向きかもしれません。

対して、CFDはほぼ24時間取引。
夜間も取引できるので米国市場の暴落にも対応できます。

為替リスク CFDの方が為替変動に強い

CFDの方が為替リスクに強いです。
CFDは元本全体ではなく、損益に対して為替の影響を受けます。

例えば、為替レート100円でS&P500(米国の日経平均指数みたいなもの)に20万円を投資したとします。
S&P500は非常に高いパフォーマンスですが、為替レートの影響を受けます。

S&P500が値上がり10% 為替レートに応じた損益表
CFD ETF
100円 +2万円 +2万円
95円 +1.9万円 +0.9万円
90円 +1.8万円 -0.2万円

ETFは、円高には非常に弱いです。
S&P500投資のつもりが、為替投資になってしまっているかのようです。

CFDは商品の仕組み上、「損益部分に対してのみ為替の影響」となっています。
ですから、為替をほとんど気にせずS&P500投資ができます。

CFDの損益計算式 (為替レート:90円の場合)
20万円 × 10% × 90 / 100 = +1.8万円

最大レバレッジを比較 CFDは資金効率良し

ETFは株と同じなので現物取引なら1倍、信用取引なら3.3倍です。
CFDの場合、NYダウなどの株価指数CFDは10倍、原油などの商品CFDは20倍です。

CFDの方が資金効率良く取引ができます。
(もちろん、高いレバレッジを避けたいならレバレッジ1倍にもできます。)

最小単位の取引に必要な資金

最小単位を取引するために、いくらの資金が必要か調べてみました。
ETF、CFDどちらも小額から取引できます。

銘柄 ETF CFD
NYダウ 約1.8万円 約1.8万円
原油 約2,000円 約2,000円

しかし、ETFはレバレッジが低いので利益がほとんど出ません。ETFの最小単位取引は現実的ではありません。

NYダウ、原油が上昇したときの損益比較
(※CFDの損益は1ドル100円で計算、ETFは現物取引)

<NYダウが18000円から18500円に上昇した場合>
NYダウETF(1546):+500円
NYダウCFD:+5,000円

<WTI原油価格が40ドルから42ドルに上昇した場合>
WTI原油ETF(1671):+100円
WTI原油CFD:+2,000円

CFDはレバレッジをかけることもできるので、小額でも大きな利益が狙えますね。
ETFでは、大きな利益を出すためには更に資金が必要になります。

手数料とスプレッド CFDが安い

最小取引単位あたりの手数料とスプレッドです。

ETFの手数料(楽天証券の現物手数料より)

取引額10万円以下:150円
取引額20万円以下:200円

ETFは小額から取引できますが、株の手数料体系になるので手数料がかさみます。

CFDは手数料が無料なので、買いと売りの価格差(スプレッド)が実質の手数料です。
スプレッドを見るとCFDの方が良さそうです。

CFDのスプレッド(GMOクリック証券より)
NYダウ:30円
原油:60円

年利益20万以内なら税制上のメリットも

色々とCFDのメリットを挙げてきましたが、税制上のメリットも大きいです。
CFDは雑所得の扱いなので、サラリーマンの場合、年20万円以内の利益なら確定申告が不要です。

雑所得にかかる所得税は約20%ですから、20万円の20%、4万円もETFに比べて有利。

ETFではなくCFDで取引をするだけで
所得税で払う4万円を毎年、投資信託や株主優待狙いなどに回すことができます。

まとめ

ETFとCFDの違いをご紹介しました。まとめると次の通りです。

  • 取引時間
    CFDの方が長い。ETFは夜間の急激な相場変動に対応できない。

  • 為替リスク
    CFDの方がドル円などの為替レートを気にしなくて良い。
    ETFは為替レートを気にする必要がある。

  • レバレッジ
    ETFは現物取引ならレバレッジなし、信用取引なら3.3倍。
    CFD取引は10倍~20倍。CFD取引の方が資金効率は良い。

  • 最小取引に必要な資金
    ETFとCFD取引にはほとんど差がない。
    しかし、ETFの最小単位の取引は非現実的。

  • 手数料
    ETFは、株と同じ手数料。CFDの方が手数料は安い。

  • 税制面
    CFDは、年利益20万以内なら確定申告不要。

ETFは手軽に投資できますが
取引時間外の変動や、為替リスクを考えなければいけません。

CFDなら、CFD市場取引高シェア7割のGMOクリック証券がお勧めです。

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