高レバレッジ5倍で日本株に投資する方法
株式投資をしていると、ここぞのチャンスと思う投資機会がごく稀に訪れます。
民主党から自民党への政党交代、アベノミクス、トランプショックからのトランプラリーによる株高、コロナショックからの急反発がそうでしょう。
ですが、投資資金が限られていてはせっかくのチャンスでも大きく勝負できず小額の利益で終わってしまいます。
もし、投資資金がもう少しだけあれば、
利益は大きく取れるはず。
と考えたことは誰しもあるのではないでしょうか。
今回は確度の高い勝負で大きな利益を出す方法として、高レバレッジで日本株を取引する方法を調べてみました。
目次
チャンスが多いイベント投資
前述の政権交代などの大きな出来事の後は、先の読めない普段の相場と違い、一方的に相場が動くことがあります。
例えば、アベノミクスが発表された2012年11月以降では、2年半もの間に日経平均は2倍以上に上昇しています。(画像クリックで拡大)
自民党への政権交代、アベノミクス
トランプショックによる暴落、そしてトランプラリー
コロナショックによる暴落、急反発
それでは日本株の取引方法にはどのような方法があるのでしょうか?
現物株投資はレバレッジなし
まずは自分の資金で日本株を買う現物投資です。
現物投資は自分の持っている資金額までしか投資は出来ません。
投資額以上の損害を被るリスクはありませんが、「明らかに値上がりする」ことが分かる場合では、投資額相応の利益しか得られません。
信用取引はレバレッジ3倍
信用取引は、お使いの証券会社で信用取引口座を開設することで取引ができます。
自分の資金を担保にすることで、最大で投資資金の約3倍分の投資ができるようになります。(レバレッジ3倍)
資金が100万円あれば、約300万円分。
損失額が大きくなるリスクはありますが、同じ資金で得られる利益は最大3倍になります。
ただし、信用取引は長期保有するには不向きです。
信用取引の種類にもよりますが、銘柄の保有期間は半年まで。
半年経過すると強制的に決済されることになります。
CFD取引はレバレッジ5倍
CFD取引は、CFDという金融商品を扱う証券会社だけで取引できます。有名なところとしては、GMOクリック証券やサクソバンク証券、DMM.com証券です。
CFDは、日経平均や原油、金、日本株、外国株などの様々な銘柄を取引できる金融商品です。
(上記の中で、CFDで日本株を売買できるのはサクソバンク証券のみ)
CFDで個別株を売買する場合、レバレッジは最大5倍ですから、信用取引よりもさらに大きな取引ができます。
資金が100万円あれば、約500万円分。
損失額が大きくなるリスクはありますが、同じ資金で得られる利益は最大5倍になります。
更に信用取引と違い、銘柄の保有期間に制限はありません。
現物、信用、CFDの利益を比較
現物取引、信用取引、CFD取引それぞれの利益について比較していきます。
(なお、簡略化のため各金融商品の最大レバレッジで計算していますが、相場にはリスクがありますのでご注意ください。)
現物 | 信用 | CFD | |
---|---|---|---|
+10% | +10万円 | +30万円 | +50万円 |
+20% | +20万円 | +60万円 | +100万円 |
+30% | +30万円 | +90万円 | +150万円 |
+50% | +50万円 | +100万円 | +250万円 |
+100% | +100万円 | +300万円 | +500万円 |
レバレッジのすごさが分かりますね。
繰り返しになりますが、最大レバレッジはリスクを伴いますから、実際の取引ではレバレッジを下げることになるでしょう。
CFDで日本株が取引できる証券会社
CFDは魅力的な金融商品ですが、各証券会社により取扱銘柄が異なるので証券会社公式サイトで確認した方が良いでしょう。
CFDで日本株を売買できるのはサクソバンク証券。
日本株の他に、米国株、中国株を中心に外国株を6000銘柄取引できます。
米国や中国の大きなイベントに備えて、CFD口座を1つ持っておくと投資チャンスに対応できるでしょう。
参考:サクソバンク証券で口座開設~米国株投資するまで
>> 米国株を信用取引する方法(NVIDIA、google、Amazonなど)
日経平均を取引するだけであれば、GMOクリック証券やDMM.com証券でも良いでしょう。
銘柄数は、GMOクリック証券CFD 162銘柄、DMM.com証券 7銘柄とサクソバンク証券に比べると少ないですが、人気の銘柄は揃っています。また、手数料無料で取引ツールが初心者向きなので取っつきやすさがあります。
参考:手数料の比較
>> スプレッドで比較!CFD主要銘柄