長期投資したい!おすすめの中国株5選

GDP2位の中国。景気減速と言われつつも日本に比べれば遥かに高い経済成長率です。
長期投資なら、人口減が進む日本よりも中国市場への投資ではないでしょうか。

投資信託やETFで中国市場全体に投資する方法もありますが、今回は個人的におすすめしたい中国銘柄をご紹介していきます。

中国経済についておさらい

人口世界一の大国

中国は世界一の人口を誇る超大国。
人口数は2017年末時点で13.9億人と世界総人口の約1/5を占めています。一人っ子政策の影響がありましたが、現在も年間+0.5%の上昇率で緩やかに増加しています。

人口が多いということは労働力や消費需要も大きいということ。
縮小する日本市場と違い、人口ボーナスが期待できます。

GDP世界2位

世界で一番多い人口を誇る中国は、この数十年で大きく成長してきています。
中国は、米国に次ぐ世界2位のGDPを誇ります。

GDPランキング(2018年)
順位 国名
1位 米国
2位 中国
3位 日本
4位 ドイツ
5位 イギリス

中国の経済成長率は、2018年1-3月期で6.8%と非常に高い成長率です。
国策で2020年までの年間経済成長目標を+6.5%としていますので、今後も高い経済成長が続く見通しです。

対して、日本は2016年の経済成長率は0.94%、2018年1-3月期も1.21%です。
今後も日本は差を広げられていくことでしょう。

おすすめの中国銘柄5選

成長著しい中国。では、どんな銘柄がおすすめなのでしょうか?

今回は定番もありますが、有名・人気の中国株を5つ紹介していきます。

テンセント(騰訊)

テンセントは香港証券取引所に上場している中国最大の時価総額を誇るゲーム会社です。その時価総額は世界で見ても高く、2018年6月末時点で世界第6位です。テンセントは過去10年間で売上高が50倍以上に伸びており、今後も成長する企業でしょう。

テンセントについて詳しく知りたい方はこちらもどうぞ。
>> トヨタを超える時価総額 中国株テンセントとは?

アリババ(阿里巴巴集団)

アリババはテンセントに次いで中国で2番目に高い時価総額を持つ中国最大のEコマース会社、ニューヨーク証券取引所に上場しています。
日本ではソフトバンクの孫正義社長が出資したことでも話題となりました。こちらも成長著しく、過去6年で10倍以上も売上高を伸ばしています。

アリババは、一時、テンセントを抜き時価総額ランキング6位となりました。(2018年6月末では7位)。
アリババとテンセントは注目しておきたい企業です。

>> 孫正義も投資する中国企業アリババとは?

シノペック(中国石油化工)

シノペックは香港、上海、ロンドン、ニューヨークの各証券取引所に上場する中国最大規模の石油会社です。
時価総額はテンセントやアリババに比べると低いですが、それでもアジア内で16位の時価総額の高さを誇ります(2017年末時点)。

事業内容は石油の採掘・精製・運搬・販売といった原油関係の事業から、化学繊維や合成樹脂といった石油化学製品の製造・販売まで石油関連において幅広く取り扱っています。石油だけでなく、天然ガスの探査から販売までも行っており、総合エネルギー会社とも言えるでしょう。

その売上高は石油需要や原油価格に左右される部分が大きいですが、2017年は原油市況が好調だったため好決算でした。

2018年も需要は維持されるとの見通しのため、今後も好調が続くと見られています。また、2017年10月にアップルの2倍以上の資金を持つと噂されるサウジアラビアの国有会社サウジアラムコ株の5%を直接買収する提案があったとの話もあり、今後の石油供給量が増加する期待もあります。

BYD(比亜迪)

BYDは香港証券取引所に上場している中国最大の電気自動車メーカーです。

BYDの始まりは1995年、自動車メーカーではなく家電用バッテリーメーカーとして創業しました。その後、2003年に「バッテリーの技術を活かすため」という普通の自動車メーカーとは異なる経緯で自動車業界に参入します。2008年には世界最大の投資会社バークシャー・ハサウェイのウォーレン・バフェット氏が出資したことで話題となりました。2016年には約50万台の電気自動車を販売するに至っています。また電池メーカーとしても世界3位という大企業です。

BYDの過去の業績を見ると、その好調ぶりが伺えます。

売上高は5年間で約2倍、純利益は5年間で約62倍にもなっています。(2012年:8140万RMB(人民元) → 2016年:50.5億RMB(人民元))

そんなBYDですが、2018年5月に「2018年1-6月期の利益が大幅に減少する可能性がある」と発表し、投資家の人気と株価の低下を招いています。しかし、今後確実に成長が見込まれる電気自動車分野で得意のバッテリーを活かした高品質な電気自動車を売り出していることや世界最大規模の車用電池工場を建設していること、長期投資で有名なバフェット氏がいまだに株式を手放していないことなどから、今後盛り返す可能性も大いにあります。そのため、株価が下がっている今は買いのチャンスという見方も出来るでしょう。

Baidu(百度)

BaiduはNASDAQに上場している「Baidu」という検索エンジンを提供している企業です。BaiduはGoogleに次ぐ世界2位のシェアを持つ検索エンジンで、中国国内では最大のシェアを誇っています。また近年では自動運転開発の為にドイツのダイムラーやアメリカのフォード、インテルなどといった世界の大手自動車メーカーやITメーカーと共同プロジェクトを立ち上げています。直近では2018年7月、ソフトバンクと協業して日本での自動運転バスの実証実験を行うことも発表しています。

Baiduは成長著しく、過去10年間で40倍ほど売上高を伸ばしています。
株価も2005年の上場時から現在までで約20倍伸びています。

(上場時(2005/8/5):12.25USD → 現在(2018/7/6):251.77USD)

中国では政府の検閲の影響でGoogleが撤退したこともあり、Baiduがかなりのシェアを占めている状態です。そのため、業績の急な悪化の可能性が少なく、今後も安定して伸びていく銘柄だと言えるでしょう。


2018年6月30日 長期投資したい!おすすめの中国株5選 はコメントを受け付けていません。 CFD取引 銘柄分析