CFD会社のロスカット・追証条件を比較
DMM CFD、GMOクリック証券、サクソバンク証券、IG証券のロスカット・追証条件を比較してみました。CFD会社により大きな違いがあります。
GMOクリック証券のセーフティーバルブシステム(ポジション毎のロスカット)は、初心者には心強い機能でしょう。
追証解消時間
証拠金維持率が100%を下回った場合には、追加証拠金が必要になります。
証拠金を何時までに入金する必要があるかは、CFD会社により様々です。
IG証券は昼12時なので、仕事や家事に追われて対応できない可能性がありますね。
DMM.comとGMOクリック証券は、夜中なので時間に余裕はあります。
ロスカット基準
証拠金維持率がある一定を下回った場合にはロスカット(強制決済)となります。
この基準もCFD会社により様々です。
DMM.com証券の方がロスカット基準に余裕がありますが、考えようによっては想定外のトレンドが発生した場合には証拠金の半分が失われる可能性があります。
IG証券はDMM.com証券に比べて早めにロスカット基準に達しますが、
証拠金を昼12時までに入金しないといけないことを考えると、慌しいかもしれません。
サクソバンク証券は証拠金維持率が100%を下回った段階で即ロスカットです。
想定外の大損を避ける意味では安心感があります。
GMOクリック証券はロスカットがポジション単位
一般的な「自動ロスカット機能」は口座全体の資金が底を尽いたら強制決済される
仕組みですが、GMOクリック証券の「自動ロスカット機能」は、口座全体ではなく1銘柄毎の損失額でロスカットをします。
1銘柄毎の損失で判断するので、利益の出ている銘柄は利益を伸ばし
損失の大きい銘柄は自動で損切りとなるので口座全体の資金を守る仕組みとなっています。
ロスカット基準は、銘柄毎に異なり約定時に自動で設定されます。
GMOクリック証券 公式サイトで確認できますがだいたい損失5%前後です。
自動で設定されたロスカット基準は、変更することも可能です。